上海旅行記

窓の格子

豫園に行きました。豫園とは何か?の詳しいことはこちら(ttp://www.explore.ne.jp/shanghai/kanko/yuyuan.php3)を参照していただくとして。
とにかく、暑かったです。感想はそれかい!と言われると困るのですが、本当にどこもかしこも暑いんです。上海の気候は名古屋のそれと近いらしいので、同じ時期の東京よりは暑く感じたのだと思います。それに、中国の庭園は意外に、木が少ないんです。それに、水が多い。水辺は涼しいと思うかもしれませんが、日本の水辺は、基本的に、流れがありますが、中国は、池なのです。淀んでいるのですね。だから、湿気だけが増して、余計に暑いのだと思います。また、建物は石でできています。地面も、土が露出しているところが少なかったです。
豫園の解説にもありますが、建物の窓には石でできた不思議な形の格子がありました。解説によると、窓から見える風景を違うものにするための格子なんだそうです。どれも凝っていて、しかも、全て違う形でした。
廊下は、回廊と言うのでしょうか。屋根が付いた通路です。それらはまっすぐではなく、微妙に曲がったり、角度が付いていたりします。途中に、四角い机と椅子が配置されたあずまやのようなものがありました。連想したのは雀卓でした。
豫園に行ったので、当然、名物の小龍包は戴きました。それはもう、美味しかったです。そんなに大ぶりではないけれど、女性が一口で食べるには少し大きい。でも汁が零れてしまうし・・・と悩んでいたら、食事に同席した中国人の運転手さんは、れんげに小龍包を乗せて、食べていました。ナルホド。同じように運転手さんに倣って、醤油ではなく、酢のみで食べました。酢は、日本のそれよりは酸味がゆるいので、食べづらいということはありませんでした。むしろさっぱりしていて、幾らでも食べられる感じ。ヘチマのようなものが入ったスープや、にらまんじゅうなどを次々と平らげてすっかりおなかいっぱいになってしまったのでした。