適当な読書

最近、同時進行で読んでいる本。気が向いたときに捲って読みたいだけ読んで、飽きたらやめる。

ローマ帽子の謎 (創元推理文庫 104-5)

ローマ帽子の謎 (創元推理文庫 104-5)

乱鴉の島』読了後のミステリ熱に浮かされて手に取った。国名シリーズは何作か既読だけれど、これは未読だと思う。忘れてるだけかも。今、半分まで。プロローグのもったいつけぶりに少々怖気づいたが、読み始めると普通に面白い。こっちが先なんだけど、どうしても、法月綸太郎シリーズを彷彿してしまう。
…しかしこれ、萌え方向で突っ込みを入れたい箇所が沢山あるんだけど私だけ…?

某ドラマで落語に興味が沸いたイキオイで買った本。明烏厩火事はドラマで知ったのですらすら読めた。けれど、知らない噺はなかなか難しい。この本は落語全集を底本としていて、読むためというより、活字による落語のログの役割が強いのかも。噺の途中に括弧書きで動作の説明が入ることや、噺の前に、書き手による文楽師匠礼賛の解説があることなどが鬱陶しい。やっぱり落語は、少なくとも音声で聞かないとだな。
今まで読んだ中では、素人鰻が面白かった。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

伊坂(幸太郎)を読むと、村上春樹を読んでみたくなる病。自分でも何故だか分かりません(伊坂が村上が特に好きという訳でもない)。村上春樹は読んだことないので、これがデビューか!と思いきや、あっけなく挫折するのがいつものパターン。今回もその予感。