行きたくて行きたくてフルハウス
2025年3月5日。節分はひと月も前に終わったのに、寒い雨の日でした。数日前から、都心でも降雪、という予報がニュースを賑わせており、実際、東北地方の多くの路線は予防的も含めて荒天予報による運休や遅れが発生、道路は通行止めが相次いでいました。私の住む神奈川県でも夜から朝にかけ、降雪がありました。しかも、ブックカフェ フルハウスのある常磐線は前日、倒竹による運休があり、翌日に乗車予定を控えていた私は仕事をしながらやきもきと運行情報をリロードしていました。
そうして迎えた当日でしたが、遅れや運休もなくするすると小高まで辿り着きました。「するすると」は誇張かもしれません。東京から仙台まで約2時間、仙台から常磐線に乗り換えて原ノ町まで1時間半、原ノ町から小高まで10分。ドアトゥドアだと約5時間近くかかりました。これが、今まで、行きたくて行きたくていやでも遠い。いやいやあなたがしょっちゅう行っている青森や鳥取や北海道より近いでしょういやいや物理的な距離じゃなくてね。車なら早いのかもしれないけど運転嫌いだし。とはいえ、常磐線はほぼ初めてだったので、道中もまた楽し、でした。
ともあれ、その存在を知ってから数年。やっと、やっと。大好きな作家、柳美里さんが作ったブックカフェ フルハウスに行くことができました。
道路に面してガラス窓とドアが大きくとられているため、雨天でも店内は明るく開放的でした。
会津の交通事情(三春編)
ここらで交通事情のお話をしたいと思います。
私は平日2日+週末という旅程でした。出発は関東からで郡山まで新幹線。初日に三春の滝桜を見に行きました。郡山から磐越東線で13分。と、聞くと近いように感じますが、磐越東線、後に乗車する磐越西線も本数がとても少ないです!なので、郡山から乗り換えの際は、時刻表を確認して行動することをおすすめします。もしくは、郡山からレンタカーもいいかも。
滝桜の記事でも少し書きましたが、夜桜も名物です。が、レンタサイクルや、駅前から出ている臨時バスは夕方には営業を終了してしまうようです(私が行った日は平日だったからかもしれませんが)。滝桜の夜桜を観たい場合は、予め色々確認しておいた方がいいと思います。
鶴ヶ城の夜桜
一度宿に戻って、噂の熱い風呂に入りました。結果、本当に熱かった。あらかじめ聞いておいて本当によかったです。他に客もいないので、水を入れながらどうにかこうにか入浴。温泉ではないです。給湯器の設定温度を今すぐ見直せ!!と叫びたくなりました。なんですが、後から入ってきた初老の女性が普通に入浴していて、びっくり。思わず見ていたらすぐに上がってしまったのでやっぱり熱かったのかも…?
その後は夕食。昨日は思いがけない素敵な出会いで楽しく食べられたけど、今日は週末だし、混んでいてどうかな?と食事会場の扉を開けると、そこには一人分のお膳が。え?私だけ?週末なのに?と二度目のびっくり。
他に団体客がいて会場が別になっているとか?色々考えても仕方がないので一人で食べました。
食事の後はもう一度鶴ヶ城へ。夜桜見物です。
宿から少し歩いて、見えてきた鶴ヶ城は、お城そのものがライトアップされているのと、桜とで、本当にきれい。あと、週末の夜ということもあり、昼間と変わらないかそれ以上の人、人、人。アルコール摂取率は夜の方が多そうでした。
会津若松へ
会津若松で泊った宿の夕食どきに、私と同じで旅行中の、年齢も近い女性2名と出会い、おしゃべりが弾みました。しかも私より先に宿にいたため、お風呂が熱いこととか、鶴ヶ城まで歩いて行けることなど色々教えていただけました。お二方と旅行の話で盛り上がったので、また行きたいところが増えちゃいましたね。とりあえず、佐渡。
さてさて。
噂の熱い風呂は、寝落ちしたため入れず部屋のお風呂を済ませて翌日は飯盛山へ行きました。飯盛山といえば、白虎隊の悲劇の地として有名ですが、さざえ堂という二重らせん構造のお堂もあります。外観が面白くていつまででも眺めていられるし、登っても、3階建て程度なので何度も行き来したくなっちゃいますね。
夫婦で観光されている方も多かったのですが、もっぱら男性の方が楽しそうに観覧していたのが面白かったです。
福島桜紀行
神奈川県は横浜から、二泊三日で福島県に行ってきました。東京駅から新幹線やまびこE5系に乗車して、郡山で下車。磐越東線に乗り換えて20分ほど。三春駅下車。日本三大桜の一つである三春滝桜は満開を迎えていました。アクセスは、駅前からバス。20分くらい乗ったでしょうか。降車場から少し歩くと目の前に、優美で壮大なしだれ桜が見えてきました。菜の花も満開で、ソメイヨシノと比べると濃いピンクの桜と菜の花の黄色のコントラストがそれはそれはきれいでした。樹齢千年以上(推定)とのことですから、西暦1024年頃にも見られていたのかもしれません。その頃は、日本は平安時代。ちょうど今の大河ドラマの頃でしょうか。一周して少し高いところから眺めたりして、満足したところで帰路。バスのところまで色々なお店が出ていて眺めるだけでも楽しいです。夜のライトアップも見たかったのですが、今日の宿は会津若松なので、
旅行記 箱根仙石原に行ってきました
今年は(まだ終わってないけど)旅行イヤーでした。
4月にン十年ぶりにディズニーシー行ったり(モノレール初見だった)
6月に函館(往復新幹線。しかも往路はグランクラス☆彡)
8月に遠野・釜石
9月に初めて磯ロン行ったり(いい天気でえらい日焼けした)
してました。
で。タイトル通り、仙石原の湿生花園に行ってきました。
5月にも行ってきたんですが、春と秋では全く風景が違うし。何度も気軽に行けるのが近場のいいところです。
紅葉にはまだ早かったのですが、天気にも恵まれて、暖かくて、よい散策でした。
湿生花園は私は大好きなところでもう何度も行っています。が、基本的には地味な施設なので万人に楽しんでもらえるかというと微妙。11~3月は閉園してしまうし。交通の便も(これは仙石原一帯に言えるが)あまりよくないし。
あと、真夏はやめた方がいいです。ところどころに東屋はありますが、ずっと屋外だし暑いので。春や秋のいい季節にどうぞ。