読書

チョコレート戦争 (講談社文庫 お 16-1)
大昔に読んだのですが。文庫を見つけたので再読。そうそう!こういう話だったよ、と思い出しました。優れた児童文学は大人が読んでも面白い、は本当ですね。ストーリーは意外に定石を踏んでいないというか、予想外の展開でした。結局は大人vs子供で子供が勝利する話なんだけど、そう、単純なもんでもない。
児童文学はエピソードに対する文章の使い方が、多すぎず少なすぎず、その配置が妙ですばらしいと思います。過不足がないというのでしょうか。何もかもに説明が多すぎると冗長になってしまうから、少し物足りないくらいでちょうどいいのかも。
今また読み返したい児童文学はこれ↓。ケストナーだったんだ!小さいころ読んだけど覚えてない。
点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)