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百鬼夜行抄 (12) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

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恋愛映画のように、は (ウィングス・コミックス)

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活字倶楽部2004年秋号
「百鬼」はざっと読みました。出番は少しだけだったけど最近ご無沙汰だった晶ちゃん登場。律は相変わらず。律ママがパワーアップ?てな感じでしょうか。(律ママの過去のオチは読めたけれども)。主人公(=語り手)の言っていることは主観であり事実ではない事が最後に明かされる・・・がパターンといえばそうですが読み手の錯覚を上手に利用してミステリ的なオチを作っているのが楽しめますね。オチを知ってから読み返すのもまた愉し。
「恋愛映画」とにかく読んで。山田睦月菅野彰も知らなくていいから。
私にとっては夢のコラボ。表題作以外に小説ウィングスに掲載された「夏の声」収録。表題作は雑誌で読んでいたけど、改めて読んで本当に、よかった。巻末のお互いへのラブレターのようなコメントもよい。「夏の声」は読後感がアップするオチ付き。やられた。「恋愛映画」は設定を知ってどういう結末なのか、連載のときどきどきして読んだ。だってどう転んでもアンハッピーエンドじゃん、って思ったけど。そういうところに答え・・・答えじゃないか。方向を示してくれる。ちょっとの笑いもあるし。何度も何度も読み返したい。宝物の一冊。
活字倶楽部」特集は絵本。暗黒館特集もあり。綾辻のインタビューあります。他には三浦しをん氏のインタビューも。まだざっとしか見ていないです。(ひらのあゆのマンガは真っ先に読むんだけど・・・さ)