上海旅行記

上海にて北京ダックとはこれいかに

7月22日から25日にかけて上海に行っていました。ということで今更な旅行記
写真は、初日の夕飯で食べた北京ダックです。北京ダックは皮を食べるという印象がありますが、これは見ての通り肉も沢山付いていました。また、肉を包む皮もとても丈夫で厚くて、ボリューム満点の北京ダックでした。中国版、鳥肉ホットドッグみたいな感じでしょうか。ここは大きいレストランで日本人の感覚では気後れするほど内装が派手で豪華でした。けれど、数日滞在するうちに「これが中国のデフォルトだ」と気づき始めました。
部屋は個室で、女子高生くらいの年齢のウェイトレスさんが2〜3人、食べ物を運んできたりビールを注いだりしてくれます。観光客相手の土産物屋以外、店員は無愛想でした。中国ではこれが普通で、「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えられることはあまり、ありませんでした。
個室なのに、店員さんは注文したものを運び終えると来なくなります。困ったのはビール。青島ビールは350mlくらいの瓶なのですぐになくなってしまうのですが、店員さんは最初の一杯を注ぐといなくなってしまうのです。まだ開けていないビールはあるのですが栓抜きがない!・・・こんなこともあろうかと!私のキーホルダーには栓抜きが付いているのですね。早速これを使って開けて、ビールを堪能していたら、後から来た店員さんに「なんだこいつは?どうやってビールを開けたんだ?」という顔で見られてしまいました。
他の店ではあまりそういうことはなかったのですが、ここは高級な店の部類に入るようです。なので客が自分でビールを注いだりすることは、店員さんの仕事を奪ってしまったことになるみたいです。そういう給仕に慣れていない私は、「給仕はいいから自分で好きなように飲みたいなぁ」と思ったのでした。
中国では中華料理ばかり食べていました。麺は2回くらい食べました。日本のラーメンともうどんとも違う麺とスープで、米の粉が使ってある、フォーやビーフンに近い感じでした。珍しかったのはブロッコリーの茎。茎の部分だけなんです。長さがもろきゅうのきゅうりくらいあるのです。これは炒めてあったのだと思いますが、なかなか美味しかったです。