クレジットカードと免責

先日読売新聞で、クレジットカードが盗まれて使われたが、カード会社に連絡するとあっさりと免責にされたという記事を読んだ(情報源探せませんでした。数日以内の新聞だと思いますが)。
カード会社は今までのカードの買い物履歴を持っており、盗難後の買い物履歴が合致しないので本人ではないという結論が簡単に出たらしいのだが、このことに記者は「知らないうちに個人の行動を監視されている世の中になった」と多少の危機感を抱いていた。
私もカードで買い物をすることがある。なるべく使いたくないのでどうしても店頭で見つからなかったものを買うことが多い。たとえばハチクロの新刊はその辺の書店で買うが、森奈津子の新刊はぜんぜん見つからないので結局アマゾンで購入することになる。すると、カード会社が所有している私の個人情報に「森奈津子を買う女」という項目が書き加わるのだ!・・・別にそれはそれで真実なのだしいいのだが、いまひとつ納得できないものが残るのも事実。
買い物のほとんどをカードで済ませていればその人のライフスタイルが丸見えということになるが現在そういう人はまだ少ないと思う。すると一部だけ切り取った情報が独り歩きしてしまうということはないだろうか?ちょっと、怖い。

「ときめきの白眉」は田中幸太「朗」さんです・・・。友人が好きなので気になってみました。