メルシャン スクリューキャップの良さ訴え ワインのコルク栓は古い?

コルクのロマンよりも、利便性の高いキャップ−。
 メルシャンは、道具がなくてもあけられるスクリューキャップのワインに関する情報を集めたサイト「クリックワールド」(http://www.mercian.co.jp/wine/click/)をオープンした。ワインファンに、スクリューキャップの良さを訴えていくのが狙い。
 メルシャンによると、今年度中に輸入ワインの2割がスクリューキャップ式になる見込み。生産者側でも、コルクをスクリューキャップに切り替える動きが増えており、サイト上でもこうした情報を積極的に伝えて普及に努める。
 ワインの栓には伝統的にコルクが使われているが、コルク抜きの道具がなければ開けられず、手軽にワインを楽しみたい人には、スクリューキャップ化への要望が多い。
 一方でコルク栓ではないワインは高級ではなく、品質にも不安があるといった声も根強くある。
 スクリューキャップ化が高級ワインの分野でも進んでいるニュージーランドでは、2001年にワイン生産者が「ニュージーランド・スクリューキャップ・イニシアティブ」を作って啓蒙・普及に乗り出した。1月には国際組織も発足。世界に活動が広がっている。
 メルシャンのサイトでは「スクリューキャップを選ぶ20の理由」として、コルク臭によるワインの劣化がないこと、散発酸化の恐れがないこと、ワインの風味を失わないことなど、密閉性の高さがもたらす効果を訴えている。
 コルクが持つ酸素流入の効果については、ワインの熟成に必ずしも必要ではないと指摘。ワインファンがスクリューキャップに抱いている懸念に反論している。(谷口隆一)
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月31日11時4分更新

先日、スーパーでスクリューキャップのワインを探したら、ミニボトルも含めて3種類くらいしかなく(コルクなら30種類はあったと思う)、スクリューなら買うのに…と悔しい思いをした。ソムリエナイフ(私はT型コルク抜きでは開けられない)を携帯しなければだめなのか?と覚悟したけど、お気に入りなので無くしたくない。…あ!キーホルダー型のソムリエナイフはない?(キーホルダー式栓抜きを鍵に付けて携帯している私…)
話が逸れた。
ワインのスクリューキャップ化、いいと思う。コルク抜き、めんどくさいし失敗したら悲しいし。前から思っていたけれど、ボジョレーヌーヴォーは熟成させないワインなのだから、スクリューでいいと思うんだけど。スクリューで手軽な価格の美味しいワインを出していけば、消費者は付いてくると思う。そもそも日本ではコルクが育たない。国産ワインメーカーがコルクを輸入して、その分価格に上乗せされるならスクリューで充分だと思う。飲みきれない時もスクリューなら保存が簡単だ。もっと普及するといいな。メルシャン頑張れ。そして他のメーカーも追随してくれ。