http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131i507.htm (読売新聞・1/31夕刊の記事)
例えば、JR中央線三鷹駅から総武線津田沼駅まで向かう際、途中の中野―西船橋駅間に東京メトロ東西線を経由した場合、三鷹―津田沼の運賃は、乗車券では590円となる。
ところが、三鷹駅をカードで入場し、津田沼駅で下車すると、乗り継ぎ駅で改札口を通らない限り全区間JRに乗ったとみなし、その運賃780円が下車時にカードから引き落とされる。190円高くつく。
ふむふむ。
ちなみに駅すぱあとで「三鷹」→「津田沼」を検索すると御茶ノ水経由で1時間7分、780円となります。記事にある東西線経由は1時間20分590円。乗換えが増えるけど、これだけ金額に差があると地下鉄経由しちゃうかも。
どちらを選ぶにせよ、正規の料金が請求されないのでは、意味ありません。
JR東日本は「こうした問題は、1年以上前から認識している。私鉄各社と共同で検討してきたが、改札にカードをかざすだけで瞬時に運賃を引き落とすような現行のシステムに、こうした複雑な運賃体系のすべてを対応させるのは、時間的にも技術的にも間に合わなかった」と話す。割引を受けたい場合は、あらかじめ自動券売機で乗車券を購入するよう勧める。
これじゃ、意味ないやん…。
ていうか「割引を受けたい場合」って、どういうこと?正規の料金と割引は違うでしょうが。クーポンを使って安くしたい、っていうんじゃないんだから。
SuicaおよびPASMOの弱点は2枚投入できないところ。(Suicaとパスネットはできる)このルートで言うと現行は(乗り換え専用改札があるとして)中野でSuicaで清算、パスネットで入場。西船橋でも同様にパスネットで清算してSuicaで入場、とすれば手間はかかるものの正規の料金で乗り降りできたわけですね。
経路を記憶させるためだけの、乗り換え専用改札を設けて(それこそ小さいJRの駅にあるようなSuicaの機械みたいなやつ)対応すればいいんじゃないかな?素人考えかな。
複数路線を乗り継いで移動するのは当たり前だし、乗車券をあまり買わない昨今では、出口で正しい料金が差し引かれることを信じるしかありません。この件はPASMO本格導入の前にきちんとアナウンスして欲しいものです。