衝動買い

からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA)

からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA)

ダリアハウスの陽気な幽霊 (創元推理文庫)

ダリアハウスの陽気な幽霊 (創元推理文庫)

森奈津子積読していなかった…はず!(まぁいいやダブっても…)ダリア〜は若竹七海が帯書いてたので買いました。

最近、なかなか本が読めなくてストレスになってる。こういう時はなるべく書店に行かないようにしてるんだけど、ストレス解消!の名目で行ったら案の定衝動買いをしてしまった。
というより、書店に入った時点で衝動買いすることは自分でも分かってた。だから、何を買おうかなぁという気持ちで店内を物色した。
ハードカバーで買っておいた本が最近軒並み文庫落ちしてしまって、いっそ文庫を買おうかと思ったけどそれはいくらオトナでもやっちゃいけない。今話題の新書も気になるけどなんか恥ずかしくて買えない。ネットで紹介されてた面白そうな本を思い出したけど、在庫なし。今は各出版社が文庫100冊とかやってて、その対象の本が平積みになってる。ああいうラインナップは古典的名作も多い。古典て、いつか読もうと思ってるけどいつも読めない。だから今選べと言われても困る。好きな作家の新刊が出てるけどそれは続編で、前のは積んであるから買ってもまだ読めない。じゃあ、手を出したことない作家、と思っても、どうせならその作家の代表作を読みたい。手に取ったこれは駄作(失礼)かもしれないと思うと、その1作で二度と追いかけないかもしれない作家に義理立てして買えない。
そのうち、昔に読んで面白かった本を棚に見つけ、家にあるけど掘り返すのめんどくさいし、再読のために買いなおすのもアリかなと思い始めたり、気になった本の奥付を確認したらかなり前に出版されたもので、これならブックオフにあるかも、とせこいことを考え始めたらもう何を買ったらいいのか分からなくなってきた!
じゃあ何で私は、書店で衝動買いをしようと思ったのか?(こんな計画的な衝動買いはないと思うけど)答えは「自分へのご褒美」。最近忙しいけど、一冊(か二冊か三冊か四冊…)くらい本を読んでもいいんじゃないか。時間がないことを言い訳にして、一冊の本をじっくり読んでなかった。だらだら気晴らしをするくらいなら、集中して本を読んだ方がいい。そのためには「面白い本が待ってる、頑張ろう」と思える本を買おう。
…というわけで、そう思えそうな本を選んだ。一冊の予定が二冊になったところが衝動買いということで。