『ルー=ガルー2』単行本・ノベルス・文庫・電子書籍を四形態同時発売!

京極新刊『ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔』の特設サイト→
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/loupsgarous/

単行本と文庫の同時発売は、作家読者両方とももう10年以上も前から言われていた気がする。私が覚えているのがそれくらいだから、本当はもっと前から言われているんだろう。先行して宮部みゆきも単行本と文庫を同時発売している。
売上とかそういう部分は読者である私にはわからないけれど、文庫読者としては素直に嬉しい。京極夏彦といい宮部みゆきといい、ベストセラー作家だからできることなのかもしれないが、これが普及してくれたらいいなと思う。
文庫落ちを待っている作品も少なくない。文庫が出たら真っ先に買おう、と思っているのに、文庫の新刊チェックはなかなか難しい。書店にこまめに行っても、全ての新刊文庫が必ず置いてあるとは限らない。当月の新刊文庫の中からチラシを抜き出してチェックしたりすることもある。
ネットでチェックすればええやん。と思われるかもしれないが、
新潮・角川・集英社小学館・光文社・双葉社幻冬舎中央公論社PHP東京創元社講談社・河出書房・文芸春秋社・朝日
ぱっと思いついただけでも14社。これらのサイトを見に行って、発売(予定)の新刊文庫をチェックするのはそれだけでえらい手間だ!例えば集英社ならコバルトと普通の集英社文庫があったりしてそれもややこしい!(これはコミックスにも言える。○○コミックスの○○が分からないと探せない。雑誌買ってないとそんなの知らないよ!)
四形態同時発売という快挙を成し遂げたところで、次はここんとこどうにかできないでしょうか>出版社各位