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ソニー(SONY) 電子書籍リーダー Pocket Edition/5型 PRS-350 S

ソニー(SONY) 電子書籍リーダー Pocket Edition/5型 PRS-350 S

電子書籍デビューしました。Sony Readerの5型。文庫本サイズでWi-Fiとか全くついてないやつ。写真はシルバーですが私のはピンクです。
使った感じ。いい点。液晶ではないので目が疲れません。重さも大きさも、普通の文庫本程度で気にならない。ページ送りは画面でもできるけど左下のボタンを押すのでもできます。タッチペンもついてるけどほとんど使いません。完全に片手で操作できるので、リアル本より楽かもしれません。燃費は、週一度の充電でOKというくらい。ちなみに私は一日1時間程度は使います。
悪い点。少し前のあそこに戻りたい、という時が不便。一ページずつ戻るか、ページ数を入力するか、バーを表示させて任意の場所をクリックすることはできるけど、いまいち思ったところに飛ばない。辞書が入っているけど英和と英英のみ。国語辞典が欲しかったです。データが書影の形で表示されるけど(平積みのような状態と言ったらいいかな?)リスト表示がいいな。まだ機能を全て試してないのでできるかもしれないですが。
ハードのことはこれくらいにして、ソフトについていってみましょうか。

その前に、私の電子書籍購入動機を述べます。私はエンタメ系の小説をよく読みます。しかしこれらの新刊はたいてい単行本の形で発売されます。単行本は持ち運びに不便なので、せっかく新刊を買っても積んでしまうことがしばしばありました。そこで、持ち運びに適している電子書籍で読みたいな、と思い、電子書籍を購入するに至りました。(エントリーシートか!しかも不出来)
さて、ハードは手に入ったし、ソフトのDLです。
最初にソニーポイントなるものが1500円ついてきたので練習も兼ねてソニーのサイトでDLしてみました。
…というか、してみようと思ってサイト内を1時間くらいサーフィンしたんですが。
欲しいものがひとつもない。
場末の(失礼)しょぼい(失礼自乗)書店だって一時間もいれば買ってもいいかな?と思う本の一つくらいあるもんですよ。仕方がないので、どうにかこうにかみつけて、DLしてみました。専用ソフトも入れました。私のPCはスペックしょぼいですが、とりあえず問題なく動きます。
ソニーのサイト以外にも、紀伊國屋書店電子書籍サイトでDLすることもできるんですが、ここは、当然、ソニー専用ではないので、これは!と思ったものがソニー・リーダーは対応していませんということもしばしば(ex.文藝春秋…)。

というわけで結論。ハードはいいけどソフトがだめ。

せめて検索機能を充実させてくれないだろうか。「新潮文庫」とか「ちくま新書」で検索ができると助かる。あとは、詳細な複数条件の検索。底本の初出月日、出版社、金額、くらいは最低でも検索項目に欲しい。好きな作家を何名か検索してみたが、すごく古いものしかない。文庫価格だが定価。ブックオフで100円で並んでいるようなものを今更定価で買う気になれない。新しくてまだ文庫落ちしていないのがあったら単行本価格でも買うのに。コンテンツの充実を早急にお願いしたい。とりあえず青空文庫読んでるけどさ…。ひっさしぶりに『山月記』なぞ読んでしまったよ。
この端末で漫画を読むことは考えてないです。大きさ的に厳しいものがありそう。ちなみに自炊も考えてないです。

買ってから気づいたんですが、銀座にあるソニーストアでリーダーをレンタルさせてくれるそうです。気になる方は利用してみるのもいいんじゃないでしょうか。ちなみに私が買った5型(文庫本サイズ)はもうあんまり在庫がなさそうです。気になる方はお早めに。