外人の子供

外人ってのも乱暴ですが、いわゆる西洋人。金髪碧眼ですね。
旅行中に、プールサイドで御飯を食べる機会がありました。そこにいた猫を追いかけて西洋人の子供が現れたのですが・・・それはもお、可愛い!動くお人形。もしくは子供服のモデル。
それはともかく、彼らが去った後、日本人の祖父と孫が同じ場所で遊びはじめました。日本人の子はプールに興味を示して、下手をすると水に入ろうとするのを祖父が必死に止めます。見ていると子供は水に入りたいというより水に入ろうとして必死に止められるのが面白く、親たちの隙をみつけてはプールへ走り、後から抱きすくめられる、という行動を繰り返します。
これは先ほどの西洋人親子の行動ととても対照的でした。
西洋人のお父さんは、猫を追いかける子供を見ているのだけれど、あまり手出しをしないのです。腹這いになって騒いでいても、その側で立っているだけ。子供が少し高い所に昇っても特に危なくないと判断したのか降ろそうとせずそのまま歩かせます。また、西洋人の子は特に親に構ってもらおうとはしません。自分の楽しいこと、やりたいことをやっていて、親は見守るだけ。念の為付け加えると、親は無関心なのではありません。きちんと子供を見ているのですが本当に見ているだけなのです。
個人主義の国だからとか説明は色々つけられるだろうけど、ちょっと、考えさせられたのでした。