余裕がない。


伊野尾書店WEBかわら版
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「ある日の子どもたち」(1/22付)を読んで、思ったこと。


私の勤務先のビルは、EVが7基ある。これは、ある特定の階から階に行くもの。

先日お昼休みに、まだ少し早いけれどそろそろオフィスに戻るつもりでEVに向かった。何人か乗ってきてそのうちの一人は外国人だった。(金髪碧眼の西欧人風)。

混雑する時間ではないし、EVは7基もあるのだから、待っていた人が乗り終えると「閉」ボタンを押して発車(?)させてしまうのが、普段の私たちのとる行動。

けれど、ボタンの近くにいた外国人の男性は数人が乗り終えた後もしばらく「開」ボタンを押したまま待っていた。その後、彼は扉の外に顔を出し、もう乗ってくる人がいないことを確認してから、扉を閉めた。

私はそれを見て、自分の余裕のなさを感じた。そしてそれがいつの頃からか「当然」と思っていたことに愕然とした。