購入

珍しく雑誌を買ってみた。

特集・柳美里
桐野夏生との対談がボリュームあり、購入。桐野の『ダーク』『グロテスク』『OUT』について言及あり。読んだけど忘れているのでもう一度読み返してから再読したい。『グロテスク』の女子高の描写は、女子高出身の柳が「すごくリアル」と言っていた。そうなのか。話は変わるけれど、先日の17歳母親殺害事件はまんま「リアルワールド」だと思った。桐野の作品は現実に題材をとっていても「小説」であるけれど現実がそれを凌駕している。怖い。
柳は写真を撮られることが多いけれど、普通の人(作家も含めて)がカメラを向けられると無意識でもある程度構えるというか作ってしまうけれど、柳はとても自然に見える。やっぱり元女優だからかな。
『八月の果て』は文庫を入手しよう。

特集・小田急

鉄でもないのに雑誌を買ってしまった!だって、小田急特集だったんだもん。書いてあることの半分も理解できないのでひたすら写真を眺めた(文芸誌より字が細かいぞオイ)。こんなカラフルな車両があったなんて、知らなかったよ。今年の夏か秋頃、新型車量がデビューするらしい。MSEの情報があるかと思ったんだけどなかった。

本屋大賞特集に惹かれたものの内容は特筆することなし。こういう雑誌はそうなのかもしれないけど、それぞれの記事がもう少しボリュームがあるといい。あんな短いページで本を何冊も紹介したらあらすじしか書けないでしょ。
他の記事はまあまあ。リクルートの記事は既卒か新卒か対象を明確にすべき。あとよくある記事だけど自由業者や起業家に就職について語ってもあまり意味がないと思う。