【やばいぞ日本】第4部 忘れてしまったもの(2)「お前ら全員辞めさせる」MSN産経ニュース・2

大盛さんコメントありがとうございます。コメント欄では足りなそうなのでこちらで返信失礼します。*1

>MPについて「甘やかされてなんでも与えられて育ったから、常識がないのだ」というだけでは、何か納得できないものを感じていたんですよね。

強引に世代論で考えちゃいますが、MP世代がそこまで「甘やかされてなんでも与えられて」育ったとも思えないんですよね。

>「攻撃は最大の防御」と考えての過剰反応ととるならば、すごく納得できます。それに対する対応策も。

「攻撃は最大の防御」!その通りです!

>でも相変わらず、学校って閉鎖社会で、アナウンスどころか外に居る者にはまったく様子が掴めないのよね。過剰反応したくなる気持ちも少しわかりますわ。

学校は今でも閉鎖社会なのですか…。

生涯学習の一環で、学校図書館公共図書館の一部として位置づけ、余っている教室と共に地域住民に開放して、学校の児童生徒と地域住民の交流の場を作るという案を見たことがあります。私は、これはいいと思ったのですが、池田小事件などで学校のセキュリティが叫ばれるようになって、頓挫してしまったんじゃないかと、推測しています。残念なことです。

人が相手を攻撃する場合として、防御のためともう一つ「相手の得体が知れない」こともあるのかもしれないと思いました。学校が閉鎖的で「何をやっているか分からない」から「任せておけな」くて「口出しをする」。もちろん程度が必要で、学校が何もかもオープンにして授業の進め方から運動会の演目までPTAに諮って決めなければならないようであれば、学校の運営自体が成り立たない。けれど、クローズにすれば、MPが出現する。あと、これも憶測だけれどPTAなど役員に属している親はMPにならないんじゃないかな?と思いました。というのは、頻繁に学校に赴いて、教師と顔見知りになると、顔見知りを攻撃するのはかなりエネルギーがいるから、なかなかできなくなる。けれど、仕事などの事情で、学校に関わることが難しい親だと、教師は「見知らぬ人」だから攻撃しやすいんじゃないかと。
ただここで、PTA役員にならない親が悪いとは思わない。親は親、学校は学校だと思う。例えば学校が辛くても親は優しいとか、その逆もあると思う。子どもの世界は狭くて学校と家庭の二つ。その二つが混ざり合うことが必ずしもいいとは思えない。どちらかに居場所がなかったらその子は世界に居場所を無くしてしまうことになるから。
う〜ん、うまい解決が思い浮かばないんだけど、学校を監査をする第三者機関を発足するのがいいのかな?それはそれで杓子定規な気はするけれど。(それとも既にあるのかもしれないけれど寡聞にして知りません)

*1:私信・いよいよ寒くなってきましたね。おでんオフやりましょう