耐水性の本

読売新聞にこの会社の社長さんのインタビューが掲載されていました。記事を読んだ人と話をしたのですが、お互いが思ったことは「今更、古典の名作を耐水性化しなくても」ということです。
そういう文庫は今時、ブックオフで100円本で手に入ります。あんまりな言い方かもしれないけど、100円だったら濡らしても汚しても、使い捨てでいいや、という気もします。青空文庫もあるしな。それに、お風呂はリラックスしたい場所だから、わざわざ「人間失格」とか「山月記」とか「生まれいづる悩み」とか、読みたいかな・・・?もっと軽いエッセーとか、じゃないかな?
お風呂で読書したい!と思うのは女性でしょう、多分。だから人気女性作家などにエッセーを書き下ろしてもらって、販売したらどうかな。1000円はちょっと高いけど、書下ろしエッセーの単行本を買うと思えば、妥当かな。短篇のアンソロジーもいいかも。出版社がもっと乗り出せばいいのに・・・という気がするんだけどな。分量的には芥川賞受賞作が最適ではないですか?
悪くない商品だと思うので、もっと頑張って欲しいな、と思います。