“売れた本”とはひと味違う「2009年上半期読んだ本ランキング」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000016-rbb-ent

読書量管理サービス「読書メーター」が「2009年上半期読んだ本ランキング」を発表。「書籍/小説」部門、「コミック」部門とで上半期もっとも読まれたのは?

 「書籍/小説」部門1位は「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)、以下2位「告白」(湊かなえ)(中略)「コミック」部門では、「聖☆おにいさん3」(中村光)が1位、2位「鋼の錬金術師22」(荒川弘

(中略)

 読書メーターのランキングの特徴は、ランキングの基準が“売れた本”ではなく“読んだ本”というところ。ベストセラーランキングとはひと味違った結果となった。

7月21日15時6分配信 RBB TODAY

このランキングいいですねぇ。
見て、思うのは「文庫が強い」ということ。新刊で話題になるのは専ら単行本なので、文庫派だといまいち付いて行けない(チェックしておいて、文庫落ちしたら買おう、という情熱があるかどうか)。でも実際、電車の中では文庫が圧倒的に多いと思います。単行本の人はえてして、図書館の本だったりする。
もちろんベストセラーランキングで文庫のジャンルはあるけど、このランキングは、それともまた趣旨が違うから、余計に面白いんじゃないかなー。
いまのところ、10位までしか発表されてないせいもあってか、ある程度納得できるランキングになっていますが、もっと順位を下げて(母数によるけど)「何故今これが読まれている?」みたいな作品が上がってきたら面白い。書店員が仕掛ける、の次は読者が仕掛けるベストセラーも夢ではない?(他の人が読んでるから私も、という動機はどうかと思うけど、まぁそれもきっかけか)